方言いろいろ‐「面倒くさい」編‐
弁護士ブログ
2012.11.28
皆さんは,普段,親しい人と会話をするとき,方言を使いますか?
同郷の友人や家族と会話をするときは,
自然とその土地の方言を使うことが多いのではないでしょうか?
そういう私も,家族と会話するときは自動的に広島弁モードになります。
(広島県出身です。)
これまでいろいろな方言に接してきて,気になったことがあります。
それは,
「面倒くさい」という意味の方言は,
地方によって異なることが多い,ということです。
たとえば,
・広島では…「たいぎい」 と言います。
その語源は「大儀」から来ていると聞いたことがあります。
(重大な儀式 → 面倒くさい?)
他にも,
・山口では…「せんない」 と言います。
私の友人がよく使っていました。
当初,「せつない」という意味だと思っていましたので,
「どうした?何かあった?」と心配して声をかけたところ,
「!?」という顔をされました。
また,
・大分では…「よだきい」 と言うらしいです。
これも私の友人がよく使っていました。
宮崎でも使われるのでしょうか?
それぞれ違う地方出身の友人同士で会話する際,
多少方言が混ざっていても大抵は理解できるのですが,
上にあげた「面倒くさい」という意味の方言だけは,
お互い「!?」という顔になりました。
私は,
「『たいぎい』って何~?」と突っ込まれすぎて,
今では「たいぎい」を使わなくなってしまいました…。
そして,最近気付いたのですが,
・佐賀では…「やぐらしか」 でしょうか!?
いろんな地方の「面倒くさい」を調べてみたくなってきました…。