弁護士ブログ

時間外労働・休日労働1

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2013.06.07

職場で決められた出勤時刻よりも早くから働いたり、
職場で決められた退勤時刻を過ぎても働いたりすることはありませんか?

今回は時間外労働について話をしたいと思います。

時間外労働とは、法定労働時間を超える労働をいいます。
法定労働時間は、1日8時間、1週40時間とされています(労働基準法32条)。

法定労働時間とは別の概念として所定労働時間というのがあります。
所定労働時間とは、事業場ごとに決められる労働時間です。
例えば、1日7時間、1週35時間などと職場の「就業規則」に定められていると思います。

ここで、
1日7時間と所定労働時間が定められている会社において、
ある日8時間働いたとします。
この場合、時間外労働をしたといえるでしょうか?

上に述べたとおり、
時間外労働とは、法定労働時間を超える労働をいいますので、
たとえ会社で決められた1日の労働時間(上の例では7時間)を超えて働いたとしても、
時間外労働をしたことにはなりません。

「いつもより多く働いて残業したのに…」と思われるかもしれません。
しかし、労働基準法上は、時間外労働をしたことにはならないのです。
(もっとも、いつもより多く働いた分の給料をもらう権利は発生します。)

ただし、上のように、法定労働時間内ではあるけれど、所定労働時間を超えて働くことを
「法内残業」と呼ぶことがあります。

次回は、時間外労働をした場合どうなるのか?
その法的効果について話をしたいと思います。

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