中身はまるちゃん。
スタッフブログ
2018.11.20
こんにちは。
ぽっぽです。
さくらももこさんが亡くなられてから,3か月ほどが経ちました。
私は,あだ名がちびまる子ちゃんに出てくるとあるメインキャラクターと同じで,自己紹介のときに「名前は●○,中身はまるちゃん」というフレーズをよく使います。
さくらももこさんの公式サイトに,「これからも,このフレーズを使ってもよいですか?」の問いかけを投稿し,ご本人から「どうぞどうぞ」とのお返事をいただいたこともあります!(自慢)
うれしかったなぁ。
「中身はまるちゃん」という所以は,もともと私の性格がまるちゃんぽいというのもありますが,作品から影響を受けて思考がまるちゃんぽくなったというのも多々あります。
ちびまる子ちゃんだけでなく,コジコジや,エッセイの数々すべてが私の人格形成にかなり影響を与えていると思います。
亡くなられたニュースを知った時には,本当に本当に悲しかったです。
あるエッセイの中で,さくらさんが加来千賀子さんのお兄さんをさくらプロダクションにスカウトする際の殺し文句として,「私が死んでも没後フェアがあります。」というフレーズが出てきたことがあります。
もちろんお元気な頃のことで,会社の安泰をアピールするために万が一自分が死んだときのことまで持ち出してしまう,という笑いを誘う場面だったのですが。
本屋さんで,実際にさくらももこさんありがとうの特集コーナーを目にすると,そのエピソードを思い出します。
まさか本当に亡くなってしまって,本屋さんでフェアが開催されちゃっているなんて悲しすぎる・・・それでいて「没後フェアて!」と言葉選びのセンスに改めて笑いもこみ上げ,でもやっぱり悲しくて・・・でもスカウトするときに没後フェアておかしい・・・悲しい・・・感情が大忙しです。
没後フェアの一件はちょっと極端な例ですが,ご本人が亡くなられても,存在が心に生き続けるというのはこういうことを言うのかな,と感じました。
これからも私はずっと,ずっとずーーーっとさくら作品に元気と笑いをいただきながら,「名前は●○,中身はまるちゃん」のフレーズを使っていきたいと思います。